3/8, 3/9 に開催された「エンジニアがこの先生きのこるためのカンファレンス 2025」のコアスタッフをしていました。参加してくださったみなさま、スポンサーさま、当日スタッフのみなさま、ありがとうございました。
わたしにとっては人生で初めてのコアスタッフで、不慣れなことも多く、足りていないところもたくさんあったかと思いますが、実行委員長の ariaki さんをはじめ、コアスタッフのみんなに支えられてカンファレンスを終えることができました。
当日はずっと SNS 監視やらをしていて、トラック A 付近にはいたものの話を集中して聞けていなかったので、また内容の話はおいおいするとして、今回はコアスタッフをやってみた、という経験と個人的にどんな思いを持っていたのか、みたいなところを書きたいと思います。
このカンファレンスをやろうと思っている、という話を聞いたのは当日スタッフとして参加していた OOC2024 のスタッフ打ち上げでした。「登壇者は 40 歳以上」というコンセプトを聞いて、とても興味深い話が聞けるだろうということは確信しつつも、その登壇者の方たちの中に女性がいない未来があるんじゃないか、という第一印象も受けました。
わたしがそれまで参加していた勉強会やカンファレンスは男性のほうが圧倒的に多くて、ベテランの女性に出会ったことがほぼなかったという経験からです。
そのため、
という大きく 2 つの理由で、コアスタッフになることを決めました。
結果としては、女性の方からも多くのプロポーザルをいただき、「その登壇者の方たちの中に女性がいない未来があるんじゃないか」というわたしの考えは杞憂だったので嬉しい限りです。
女性エンジニアを応援してくれている WAKE Career さんにプラチナスポンサーになっていただけたことは本当に大きいことだったと思います。( WAKE Community のエバンジェリストをさせてもらってますが、最近あんまり活動できてなくて申し訳ないです。)
わたし個人としては直接的に何かをできたわけではなかったのですが、「女性の登壇者も多くて良かった」という声も当日聞けて、良い未来を掴めて良かったと感じました。
個人的な話でいうと、ぽにょさんがスタッフにいるからカンファレンスに初めて参加してみたというような声をいただいて本当に嬉しかったです。
実は、技術書典 17 で WAKE Community の合同誌、『わたしのすごい技術大全』の第 11 章に「ぼっちから始まるオフラインイベント参加」というタイトルで書かせてもらっていて、最後に、(カンファレンスやイベント、勉強会に女性が参加するときに)
何かがハードルになっているのであれば一緒に乗り越えたい
ということを書いたんですね。わたしの存在で、初めてのカンファレンス参加というハードルを乗り越えてくれたのかもしれない、やってて良かったなと、感無量でした。こういうことを面と向かって伝えてくださるというのも嬉しいことです。
わたしにいまできることは「そこにいる」という案外単純なことなのかもしれない、と気付いた機会でもありました。
自分の力が足りず悔しい思いもたくさんしましたが、今自分にできることでみなさんにたくさんお返ししていきたいです。
あらためて、参加者のみなさま、スポンサーさま、当日スタッフのみなさま、参加はしなかったけどタイムラインを見守ってくださった方々も、そしてコアスタッフのみなさんも!本当にありがとうございました。次にお会いするときにはわたしはもっとレベルアップしてます!