Linux Essentials 合格体験記 毎日20分コツコツ学習

2022年7月頭にLinux Essentialsの試験を受けて合格したので、勉強と試験の記録を残しておく。

受験したのは2022年7月3日。試験センターで予約して受験。

試験の概要

LPICが主催するLinux系資格の中で、エントリークラスにあたる試験。

https://www.lpi.org/ja/our-certifications/linux-essentials-overview

詳しいことはこちらで。

難易度はそんなに高くなく、Linuxを触ったことがない人でも勉強次第で合格できると思う。実技試験とかではなく、多肢選択式の問題に答えていくだけだけだから知識を身に付けさえすればなんとかなる。

試験への取り組み

勉強方法

毎日20分時間をはかって、えるすたping-tに取り組んだ。

えるすたはオンラインテキストで、読んでいくことで試験範囲の知識を得られる。Linuxの歴史とかオープンソースとは何なのか、ハードウェアの基本的な知識など、誰が読んでもIT初学者ならためになるサイトだと思う。わたしはこのサイトを最初から最後まで、自分なりに書いて整理しながら理解して知識が定着するようにした。これはインプットのフェーズ。

アウトプットのフェーズとしては、ping-tのオンライン問題集のレベルがマックスになるまでやった。ping-tのLinux Essentialsの問題集は完全無料で使えるのでかなり使える。1つの問題について、1回正解でヒット、2回以上連続正解でコンボ、などといった問題の管理もしてくれて、苦手なところがわかりやすい。わたしはアーカイブとか圧縮、解凍まわりのコマンドが苦手でなかなか覚えられなかったのでホントに何回もやった。本番と同様40問を60分の時間制限で解くことができるモードがあるが、正答率90%を10回とるまでけっこうちゃんとやった。

勉強期間

1日20分以上は基本的に取り組んでいなかったからかなり効率が悪かったと思うけど、だいたい1ヶ月半から2ヶ月くらいの勉強期間だったと思う。ただ、最後の方は問題も覚えてしまっていて試験形式慣れしていて、40問も10分もかからなかったから、20分で模試2回も可能だった。

試験当日

試験当日は「試験」が久しぶりだったこともあってけっこう緊張していた。40問60分の試験だ。ただ、試験自体は20分もかからずに解いて終わることができた。

問題も見たとき、内心ではかなり焦っていた。というのも、ping-tの問題に慣れまくっていたわたしは、それ以外の角度からの問題に慣れていなかった。パッと見、見たことのない問題ばかりで正直あまり自信がなかった。それでも問題文は短いし、時間はかからなかった。知識を問われている問題に関してはわからない問題は何分考えたってわからないからさっさとパスしていた。

結果と試験後

結果は800点満点中の710点(合格点は500点)で、かなり余裕の合格だった。

試験を受けてからLinuxに触る機会はそこまでないので、とくにコマンド周りや正規表現なんかの知識は抜け落ちつつある。正直、資格をとって知識は得られるけど、使ってなかったらあんまり意味ないし、逆に資格なんかとらなくても業務で使えてたら何も問題ないなって思った。

だから、正直試験をとって、知識は得られたけどそれ以上のものではないなという感じ。もう少しLinuxを使う機会を増やしていきたいなと思う。